新卒就活でたくさん面接をすると、みんなが苦戦するであろう、「逆質問」
必ずと言っていいほど、企業側は「何か質問はございますか?」と聞いてきますよね。新卒の就活はまだ社会人経験もないと思うので逆質問を考えることが大変ですよね。。。 聞きたい事なんてないし、わかんねーよ!!って言いたくなってしまう気持ちがわたしはありました。。。笑
「いやーまだちゃんと企業研究できていないんだよね。。」とか「逆質問全く思いつかない。。」っていう人はめっちゃ多いはず!
私も新卒就活で30社以上面接をした経験がありましたが、必ずと言っていいほど魔の逆質問タイムが存在しました。
そこで私がどの企業にも使えて乱用していた逆質問が
「御社に入社する前までにやっておくべきことは何ですか?」です!!!!
正直、この質問めっちゃ便利笑
就活をしたことがある人なら誰しも一度は質問したことがあるはず!!!って私は思ってます笑
でも、実際に、入社する前=社会人になる前 にやっておくべきことって果たしてなんでしょうか!?
今回は社会人歴4年目に突入してまだ新卒の就活面接時の思い出も残っている私が、3年間社会人をやってきて
「ほんとうに社会人になる前までにやらないといけないこと」について考えをまとめたことを記事にしてきます!
結論
早速結論です!私が思う「社会人になる前までにやらないといけないこと」は、
『ない』です!
いや、じゃあ話終わりじゃん!ってなるかもしれませんが、もうちょっとだけ見ていってほしいです。。。
この「ない」っていう結論ですが、採用した企業側や既に働いている社員側の目線で言ったら
本当は「めっちゃある」と思うんです。
言っている意味わけ分からないという感じだと思います。
例を挙げて私の考えをご説明すると、
例えば営業職で採用された新卒社員の場合であれば、社会人になる前(その会社に入社する前)までに
- コミュニケーションスキル
- 自社のサービスや商品の理解
- タスク管理や課題解決能力
など、あげればたくさんやってほしいことや、身に付けてほしい能力はあるわけでございます。
ただ、まだ社会人にもなってもいない大学生が学生生活をしながら、こんなこと身に付けることができるでしょうか?
上の3つをとりあえず身に付けてきてほしいっす。って言われても、どうしたらいいの、、、?ってなっちゃいますよね。
もちろん、全く習得できないということはなく、多少は身に付けることが出来ると思います!
それこそ、コミュニケーション能力だったらバイトの接客業務の経験や自社の商品理解であればその会社の公式HPを見るなどやれることはあります!
でも、それは「学生レベルの範疇でしかない」というのが私は現実だと思います。
やっぱり実際に業務をしながら顧客とのコミュニケーションをとっていき、「こんなふうに話したらいいかも!」などの気持ちを味わえたり、仕事をして改めて、そしてより深く気づく「自社サービスの魅力」が強い力をもち、営業に活かされるのだと思います。
もちろんインターンなどで実際に仕事の延長線上で働いている等の経験をしているなら話は変わるかもしれませんが、一般的な学生さんであれば
経験したことがない社会人に対しての学生が理解出来る範囲での想像で学習をするしかないのです。
そしてそのことは企業側もわかっています。
私が逆質問で「社会人になる前にしないといけないことは?」と聞いても
「入社前の課題があるからそれをやっておいてー」とか「今のうちにたくさん遊んでおきな!」という感じの回答がほとんどでした。
当時の私は、ちょっとでも社会人のスタートダッシュが切れたらいいなぁと思っていたので、
なんで、具体的なやる事を教えてくれないのかと疑問に思っていました。
ですので、私の逆質問を回答してくれた面接官の頭の中は、
「もちろん、やってほしいことや覚えてほしいことはある!
でも、仮に具体的にやってほしいことを伝えてもきっと理解できないと思うし、
伝えたことによって学生が会社に対して入社前にマイナスなイメージがしまってもいやだな。。。だったら悔いなく最後の学生生活をエンジョイしてねと伝えるのが無難でしょ!!」
っていう感じの思考回路なんだと今は思ってます笑
ただし、やっておいた方がいいことはある。
ここまで、新卒の学生が社会人になる前にやるべきことは「ない」という風に記載してきましたが、
私が社会人を3年経験して社会人になる前に「やっておいた方がいいこと」は存在するなと思います。
必ずしないといけないことはないけど、やっておいた方がメリットはあるというニュアンスの違いです。
この「やっておいた方がいいこと」の基準は人によって異なると思います。
個人差もあることから、就活の面接官も具体的なことを伝える人はあんまりいないんだと思います。
したがって、私の独断と偏見で
今回はどの業界や職種に就職したとしても社会人になる前にやっておいた方がいいことを
①当たり前部門
②業務中分門
③業務外部門
の3つに分けてご紹介していきます!!!
当たり前部門
この当たり前部門は、「これやっておかないとそもそも話になんないよね」っていうのをピックアップしていきます。
大学を卒業する
これをしないと内定取り消しになりかねないので、必ず大学を卒業できるように単位を取りましょう。
卒論や卒研が大学卒業に関わってくる人は頑張って、、、!!
生活リズムを整える
生活リズムを整えることはぜひ社会人になる前に実践しておいてほしいです!特に夜型の方!!笑
私は朝方だったので、そんなに苦労しなかったですが、夜更かし多め&昼夜逆転型の入社同期メンバーは生活リズムを整えるのに苦労していました。。。
入社の1か月前からでいいので、早寝早起きの習慣を癖付けていきましょう。
じゃないと、新卒研修のプログラムがある会社に入社される方は、その時間が眠くてめっちゃしんどくなります笑
業務中分門
ここでは具体的に業務に関わってくることで、社会人になる前にやっておいた方が会社に入ってから有利になるよーっていうのを紹介していきます。
タイピング練習
私はこのタイピング練習は、どの業界で働く人にとってもやっておいた方がいい準備だと思っています!
今の時代でPC作業をしない業界の方が珍しいくらいです。自分の作業スピードを上げるためにもタイピング速度をUPさせておくことはとても大事です!
もちろん、タイピングが早いからと言って、劇的に会社から評価されるというわけではないです。でも、コミュニケーションツールでの返信の速さや、メール文章を打つ速度など、毎日の作業スピードが速くなるので私は社会人前に練習しておいてよかったなぁと強く思っています。
おすすめの練習方法は、ネット上で「タイピング練習」とかで検索して出てくるような、タイピングソフトで練習すれば何の問題もありません!
私はそのなかでも、「寿司打」で練習をしていました!!
難易度が3つに分かれているので、自分に合ったコースに挑戦してみてください!
私は大学の卒論をする際や、PCを開いたタイミングでまずは寿司打をやる!というのを決めてやっていたら、
いつの間にかタイピングが速くなっていたのでタイピング練習を習慣化させちゃうのが吉ですね!!
↓これが寿司打をやってみた私のスコアです。これでも学生の時に比べたらだいぶ早くなりました!
敬語の勉強
個人的に敬語の勉強はやっておいた方がいいと思います。
私があまりにも敬語を知らなさすぎて、顧客から指摘をいただいたことが過去にあったからです。。。 めっちゃ恥ずかしかった。。。。
敬語の使い方ひとつで自分の評価を下げてしまうのはあまりにもったいない! だからこそ、学生の間に最低限の知識はつけておいた方が絶対いいです!
がっつり勉強!というよりかは、尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分けや言葉の言い回し(例.教えてください⇒ご教示ください)などの
「お、知ってるね~~」と思われるかつ、使用頻度の高い敬語に絞って覚えていけばOKです。
それだけでちゃんと社会人の準備は出来ていると言えると私は思います!!!
業務外分門
この業務外分野というのは、仕事の業務は直接関係はしてこないけど、
会社に属する上でやっておくといいのではないかというものをまとめました。
自己紹介を作る
私としては、タイピングとかと匹敵するくらい自分の自己紹介を作っておくことがめちゃくちゃ重要だと思っています。
社会人になる、というより新しい場所で何かをするってなると自分のことを紹介するタイミングは必ず訪れます。
私はこの自己紹介が正直イヤだった。。。。!!!笑 だって緊張するし、何話せばいいかわからんもん!!
「私は○○と申します。よろしくお願いします。」という自己紹介だけじゃ、なんか寂しいし、冷たい人なのかな?って思われそう。
逆に笑いを取ろうとして変な空気になったらどうしよう。。。とかってめっちゃ悩んだ結果、意味わからないことを口走っちゃう。。。みたいな経験を実際私はやってしまったので、皆さんは注意が必要です!
自分がどんな印象を相手に持ってもらいたいかなど、考えることは色々あると思いますが、私がおすすめする自己紹介は
最近の「マイブーム」を話すことです!!
マイブームってなんやねん!って思うかもしれませんが、簡単に言えば最近やってみたことだったり、興味をもっていることを相手に伝えてみるということです!
例えば、コナンの映画を見に行ってきましたーとか卒業旅行で○○県に行っておいしいものを食べてきました!とかでも何でもOK!!
このマイブームをいれることにより、
「この人ってこんなところ行ったりするのか。ということは見た目の印象よりアウトドアが好きなのか??」
「あのアニメの映画、私も観に行ったな!よし、今度話してみよう!!」
みたいな感じで聞いた相手に自分のことをちょこっと興味を持ってもらえるきっかけを与えることが出来るのです!
そうすれば、相手からすれば距離を縮めやすくできそうな対象になれるってことですね!
だからこそ、そのエピソード作りもかねて、大学生活最後の時間は楽しい思い出をたくさん作ることが大事!!ということは間違いではないのだと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。
私の主観満載の内容でしたが、少しでも参考になったら嬉しいです。
「社会人」という学生からすれば未知の領域に足を踏み入れる瞬間だからこそ、不安は付き物だと思います。
そんな不安を少しでも払しょく出来きるおてつだいをしていきたいものですね。